最近連日で、母親の育児放棄（ネグレクト）、
幼児虐待が事件になる報道がありますが、
これを「母親の責任」と決めつけ、
簡単に片づけていいのでしょうか？
問題は、もっと深くにあり、
個人の問題よりも、
社会そのものにあるのではと考えるのは、
私だけでしょうか？
また、最近は結婚する三組に一組が、
離婚すると言われていますが、なぜなのでしょう？
「母とは何か？」「家族の絆とは？」
「結婚とは？」「夫婦とは？」
をテーマに、 宮島葉子さんが、
皆さんに向けて大きなメッセージを届けています。
この作品は、
の五部作になっています。
どうぞお楽しみください！
42歳で妊娠！？
主人公は、今年４２歳になる主婦長田。
怒涛のような子育ても一段落し、
最近は、PTA仲間たちと、
ランチに出かけられるようになりました。
ただ、その分年を取ったこともあり、
話題はもっぱら健康に関することばかり、、、
今日のランチ会も、
話題は「更年期」。
主人公も、来週に検診を控え、気分は少し憂鬱、、、
しかし、ご主人方の愚痴を肴に、今日もランチ会は盛況。
中学生の２人の娘と小5の息子がいますが、
自分たちの部屋にこもりがちで、
家族そろっての食事なんて、
もう久しくしていない。
かと言って、「人生の折り返し地点」に、
何の問題もありません。
そんなある日、検診で、、、
「妊娠3か月です。」と言われます。
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あなたたちの兄弟ができるのよ
主人が帰ってくるなり伝えますが、、、
反応は、予想通り「無理だろう」と、、、
主人公は、まだカケラ程しかないお腹の赤ん坊の顔を想像し、、、
生むことを決意します。
そして、子どもたちに、そのことを発表しますが、
3人は、意外にも無反応でした。
何の問題も抱えていないように
見える3人の子どもたちでしたが、、、
じつはそれぞれに、
それぞれの問題がありました、、、
長男は、友達と万引きごっこ（！？）
次女は、彼氏と一線を超えるところまで、、、
学業優秀の長女は、最近成績が下がり気味で、
高校受験の推薦枠が危ぶまれ、、、
挙句の果てに塾を休みだし、、、
運悪くばれてしまいます。
ある時、ふとしたことから、
子どもたちの異変（？）に気付きます。
今まで順調だと思ってきましたが、
本当にそうだったのでしょうか、、、
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